弥彦  弥彦神社

新潟県西蒲原郡弥彦村

越中の国の歌

弥彦 おのれ神さび 青雲の たなびく日すら 小雨そほ降る  巻16−3883

弥彦 神の麓に 今日らもか 鹿の伏すらむ 裘着て 角つきながら  巻16−3884

越後・新潟県の弥彦を訪ねた。

万葉歌の題詞は越中の国歌となっており、越後というようになったのはもう少し後世のことのようだ。

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弥彦神社に参拝をしているころは、青空も見え、向背の弥彦山も陽を受けていたが、

いざ別れと弥彦全貌の写真を撮るころ、

青雲ではなく黒雲がたなびき、小雨がそほ降る景色となった。

まったく歌の通りである。

神の怒りに触れたわけではあるまい。

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弥彦神社

祭神 天香山命 延喜式には「伊夜比古神社」とある。

弥彦神社の万葉歌碑

鹿苑 巻16−3884社務所前庭 巻16−3883山頂奥宮鳥居傍 巻16−3883

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神社鳥居前のこけし屋さんで、とても気に入ったこけしを見つけた。買い求めた。

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