鹿島の神  鹿島神宮

茨城県鹿島市宮中

霰降り 鹿島の神を 祈りつつ 皇御軍士に 我れは来にしを  巻20−4370

那賀の郡の上丁大舎人部千文

鹿島神宮

祭神 武甕槌神

社伝に、

 藤原氏の祖藤原鎌足は、

この地鹿島誕生説が「大鏡」などで説かれているように、鹿島神宮を氏神として仰ぎ、

藤原不比等は神護景雲二年(768)、鹿島神宮の分霊を春日社(現在の奈良・春日大社)とした。

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鹿島神宮では、3月9日に祭頭祭がある。

棒祭とも呼び、神領五十三ヶ村のうち祭頭に当たった二ヶ村の青年男子が定めの衣装で、

八尺の樫棒を打合わせ、囃歌をうたって神宮に詣でる。

東国から徴集された防人が鹿島に集められ長途の旅に立った。

その旅立ちを祈ったのがこの祭頭祭で、「鹿島立ち」の神事といわれる。

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万葉歌碑は神社鳥居横にある。

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