名草山

和歌山市紀三井寺

名草山 言にしありけり 我が恋ふる 千重の一重も 慰めなくに  巻7−1213

和歌の浦の東方に名草山がある。

高さは228bの小高い山であるが、中腹には西国三十三所第二番札所紀三井寺がある。

名草山は『日本書紀』神武天皇の条にも登場する。

名草戸畔という女賊がいたという。また、神武天皇の兄、五瀬命が戦いに敗れ亡くなり、この名草山の北麓竈山に葬ったとある。

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万葉歌碑・・・紀三井寺境内

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