大伽耶・新羅の旅

慶州市南山 七仏庵磨崖石仏

慶尚北道 慶州市南山洞

南山烽火谷の頂上近くに七仏庵はある。山道を登るというか、小一時間のハイキングコースだ。

8:40 麓にある南山寺を出発。ここの石塔を見ていると、滋賀県の石塔寺が思い浮かぶ。よく似てるな。

ここまでは車で来たが、ここからは山道を歩くことになる。天気がよくない、しばらくしてぽつりぽつりと雨だ。

でも、せっかくここまで来たのだ。傘をさしても登るぞ。

そしてちょうど1時間後の 9:45 石仏の前に立つことができた。最後はとても急な上り坂、息が切れる。

磨崖三尊と四方仏、合わせて七仏庵磨崖石仏だ。

三尊仏の真ん中の本尊仏は坐像、手印は降魔触地印で高さ2,7m。

四方仏も坐像、菩薩像が本尊に向かっている点や、胸部が長く足が短い点などから、統一新羅時代に造られたものと推定される。

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参考

 

(左)滋賀県東近江市の石塔寺  (右)滋賀県栗東市の狛坂寺跡磨崖仏

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慶州市 七仏庵 磨崖仏

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